ツインレイ 試練の苦しさ
ツインレイという言葉から、出会う確率が奇跡的な運命の人とか、相思相愛の大恋愛とか、ロマンスや幸せな結婚を夢見て憧れを持つ方も多いと思いますが、真実の愛の学び、それを自分達の周囲にも広げるという目的を持つ関係故に、今までに経験したことのない、死の淵をさ迷うような苦しみも経験します。
かと言って、片割れのそばを離れることもできない苦しみから、いっそのこと死んでしまった方が楽になれるのではないか。
今まで思ったことのない、苦しみから逃れるために、そんな思いすら出てきます。
片割れと出会った途端、今まで1人軸だったものが急に二人軸になり、特に精神世界を受け持つ受容側のチェイサーは、相手のために何が出来るのか、手を差し伸べたいけど思うように手を差し伸べることもできない現実に、自分自身の存在価値がないと言われているような状況に陥るのではないでしょうか。
自分の存在価値がなければ、片割れのそばにいることも、できないのではないか。
いつか自分は見捨てられるのではないか。
底なし沼のような不安と恐怖と常に対峙することとなります。
しかし、それはランナーも同じです。
男性ツインは深く女性ツインを愛しているのに、素直に表現することも出来ず、不器用な態度しか出せない。
感情を出すことは自分の弱さだと思っているから。
そして、こんな自分からいつか相手が離れて行くのではないかという不安と恐怖を隠しています。
潜在意識として、二人はお互いに同じ不安と恐れを抱いているはずなのに、その不安と恐れ、そんな自分の弱さをきちんと認めて手放し、お互いへの不動の愛を築き上げなければならないため、壮絶な自分との戦いとなります。
手放すことは、自分を開放することです。
相手を責めているうちは、本当の意味での開放にはなりません。
すべての答えは自分の中にあり、本当はその答えを全て自分自身がわかっているからです。
そこに辿り着くまでの道のりは時間もかかります。
それでも、ツインのそばにいたい。
その気持ちだけで乗り越えて行くことができます。
気付きを得たとしても、それを現実に自分ができるようになるには時間が必要となるため、何度も何度も同じような揺さぶりが入ります。
自分の心の中の固く鍵をかけて閉じていた扉を、一つ一つ少しずつ開放するかのように。
ツインレイの関係が苦しいと言われるのは、この過程があるからではないでしょうか。
「片割れを諦めることを諦める。」
自分の本音に抵抗しても、自分を余計に苦しめるだけです。
ツインレイの統合への道のりの、本当の意味でのスタートラインはこれができてからだと思います。
あなたの閉じている心の扉を想像して下さい。
その扉を開けた時、扉の先に見えるものは何ですか?
眩しい光でしょうか。美しい風景でしょうか。
穏やかな日差しでしょうか。
自分が思っているよりも、その扉を開放しても、怖くはないはずです。
仮に、闇や嫌な思い出などが見えたとしても、それはその扉を開放するための、あなたにしかわからないヒントになるはずです。
ひとつひとつ、自分のペースで乗り越えていく。
自分の心を開放することは、自分の動かせる範囲を変えることに繋がります。
自分を開放することで、ツインとの関係も変わっていきます。
その流れはゆっくりかもしれません。
でも、確実に真実の愛へ近付いている。
自信を持って進んでください。
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