ツインレイ 心の制限を外す
女性は感情で生き、男性は理性で生きると言われるように、女性は感情が豊かです。
だからこそ、ツイン女性側には嫉妬や孤独感、不安や恐れなど、ありとあらゆる感情の渦が押し寄せ、迷い、葛藤し、ひとつひとつ手放すことをさせられます。
しかし、男性側にも感情はあります。男性が感情的になることは良くないことであると教えられ続け、古い価値観にとらわれて、感情をどう表現したら良いのかわからない。
全て自分の中で処理しようと努力した結果、プライドや頑固さという壁を作ることで、自分の身を守ろうとする。
そんな男性側の不器用さというものが垣間見えます。
男性は社会に出て地位や名誉を築き、安定した収入を得ることで家庭を守ることが男性の役割であり、家庭を省みずに働き、社会的な責任を負うことが当たり前とされている。
そして、女性は良き妻・良き母として、陰ながら男性を支え、子供を育て、家族のために自分を犠牲にしても守り抜くことが当たり前とされている。
しかし、社会の流れが10年もすると変わるように、世間の常識や風潮、価値観というものも移り変わっていきます。
女性が社会進出をし、男性と肩を並べて仕事が出来るようになり、男性も育児を楽しむことが出来るようになってきました。
古い価値観の男性の役割、女性の役割というものが崩壊しつつある流れの中で、男性だから女性だからという分けた考えでなく、一人の人間としてお互いに対等な立場を築き上げる流れへと、移り変わってきています。
当然、身体的な男女差というものは考慮する必要はありますが、それ以外の部分については、意識の改革を問われている流れにあると思っています。
流れが変わると言うことは、今まで当たり前のように受けられた恩恵も当たり前でなくなるということです。
かつて、男性の仕事とされていた職種であっても、女性の雇用活用が広まり、いかに男性が精神的にも肉体的にも大変な仕事をして来ており、職種の制限はあったものの、女性として守られていたと実感したり。
男性は男性で安心して仕事に専念するために、自分の生活の基盤となる家庭を、いかに女性が守ってきたかと実感したり。
双方が守られてきた部分があることに気付くことでしょう。
しかし、まだまだ私達の中には、古い価値観の男女の役割という意識が根深く残っており、それは時に自分や相手を無意識のうちにジャッジする手段として使われます。
自分や相手をジャッジする必要はなく、それを手放さない限り、本当の意味での対等な立場はお互いに生み出せません。
相手の存在をそのまま認めることが出来なくなり、結果的には自分の心に制限をかけ、自分で苦しみを生み出すことになります。
特にツインレイは、根底にあるものは同じものを抱えていたとしても、表面に表れるものは異なり、現実的には補完の関係となります。
だからこそ、余計な価値観は不要であり、心の枠を外す必要があるのです。
男性ツインは自由を求める分、女性に対してこうあるべきだという決めつけはしていないはずです。
ツインレイの道のりで、価値観を覆され、再構築すると共に、女性ツインの精神的な自律が必要な理由もここにあります。
現実面で不公平だと感じていることは、自分の作り上げた価値観で見るから不公平になるのであり、本当はどこまでも対等なのです。
現実的には、男性ツインは何もしていないかもしれません。
しかし、男性ツインだからこそ、女性ツインの制限を取り外すきっかけを与えることが出来るように、女性ツインの制限を取り外すことが、男性ツインを受容する器へと広がることになります。
そして、女性ツインが輝く道を見つけ歩み始めた時、男性ツインも本来の姿に戻る道を歩み始めます。
ツインレイは本来、枠も制限もない世界です。
将来を保証されてる訳でもなく、約束がある訳でもない。
だからこそ、まだまだ自分の知らない、次のステージへと歩むことが出来るようになります。
二人の世界だけに留まらない、広い視野での関係です。
その道をどうやって歩むのかどうかは、自分の選択次第です。
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