ツインレイ チェイサーがチェイサーでなくなる日
ツインレイのステージで、一番大きな苦しみを伴う出来事として、分離期間があります。
例え言葉はなくとも、お互いの愛を確かめ合えたと思えた直後、突然の出来事に崩れ落ちる。
特に置いていかれた方のチェイサーにとっては破壊的な衝撃と共に、精神の崩壊に繋がるような出来事かと思います。
しかし、表面上はランナーとチェイサーが明確に分かれていたとしても、 潜在意識ではランナーとチェイサーは逆です。
ランナーは逃げていながら、気持ちの中ではチェイサーを追いかけ、チェイサーは追いかけながらも気持ちの中ではランナーから逃げている。
結局はお互いがランナーでもあり、チェイサーでもあります。
お互いに自分自身の中の弱さや恐れ、不安などから相手のことを疑ったり、信頼できなかったり。
追いかけっこをやっているうちは、お互いにどこか依存した関係になっています。
チェイサーは自分の不安や恐れを取り除くために、現実ではランナーを追いかける。
でも、潜在意識では、また傷つくことを恐れ、ランナーのことを完全に受け入れることが出来ず、逃げている。
ランナーはチェイサーと向き合うことを恐れ、現実ではチェイサーから逃げる。
でも、潜在意識では自分の弱さとチェイサーへの愛を認められないながらも、チェイサーにそばにいて欲しい、この辛さから助けて欲しいと追いかける。
お互い自分自身と向き合うことが出来ずに、どこかで相手に救いを求めているのです。
しかし、ツインレイは二人の世界に留まることを目的としていません。依存し合うような関係のままではいられず、そこから抜け出さなければなりません。
だからこそ、大きな気付きを得るための分離期間であり、特にチェイサー側の覚醒を求められます。
現実的にも精神的にもランナーに依存せず、自律の道を目指す。
それは、自分自身の軸を確立させることであり、自分の生き方、目指す方向などの基盤を確立させることでもあります。
ここに向かった時、現実的にも精神的にもランナーを追いかけることを自然としなくなっているはずです。
追いかけることをやめた時、チェイサーはチェイサーでなくなります。
チェイサーがチェイサーでなくなった時、ランナーもランナーではなくなります。
二人の間にランナーとチェイサーという存在がなくなります。
相手の自由を認め、相手の意志を尊重し、過ちを赦し、愛をもって成長を見守る。
分離期間は穏やかな愛へと移行するための準備と学びの期間でもあります。
表面上はランナーが鍵を握っているように見えますが、次のステージに進めるかどうかの鍵は、実はチェイサーが握っています。
自分のペースで慌てずにゆっくりと、一歩ずつ進んで行ってください。
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