ツインレイ ランナーとチェイサー

ツインレイの辿る過程として、激しい愛情とエゴのぶつかり合いを幾度となく繰り返したあとに訪れるのが、分離期間です。

男性ツインがランナー、女性ツインがチェイサーとなる、世間一般で言う「別れ」の期間となります。

ランナーはチェイサーを拒絶し、チェイサーから逃げ続け、チェイサーは連絡の取れなくなったランナーを追いかけようとします。

ツインレイはお互いへの確かな愛情を持ちながらも、お互いのエゴがぶつかり反発し合う関係に、なかなか安定した関係を築くことが難しいケースもあると思います。

ツインレイの魂の浄化の度合いにより、現実的に起こる内容は人それぞれかと思いますが、分離期間に至るまで、短いスパンの付いたり離れたりを繰り返すこともあるでしょう。

そして、ある決定的な出来事により、別れを選択します。

そのきっかけはチェイサーである女性側かもしれません。

しかし、きっかけはどうであれ、最終的には男性がランナー、女性がチェイサーという構図になります。

その期間中は、チェイサーである女性ツインがランナーである男性ツインに連絡を取ろうとしても、一切連絡が取れません。

連絡を取る手段がなくなります。

男性ツインはランナーとなり、チェイサーと離れて孤独の世界を選択します。

携帯電話も着信拒否、番号も解約される、あらゆるSNSもブロックされ、自宅も引越してしまい、行方もわからない。

チェイサーからランナーへの通信手段が一切なくなる。

その間、チェイサーはランナーを追いかけながらも、ランナーとの関係に迷い、葛藤し、二度と戻れないかもしれないという絶望の中、少しずつ自分自身と向き合うことを始めます。

チェイサーである女性ツインは、自分の役割である精神世界と向き合うことを自然と行うようになるのです。

私の考え方が間違ってるのか？

私が普通ではないのか？

彼の言ってたことはどういう事なのか？

私の何がいけなかったのか？

何故あんなにも愛し合っていたのに、こんなことになってしまったのか？

私の本当の気持ちはどうなのか？

あらゆる事を考え、見つめ直し、ツインレイとの関係と自分自身の真理を探し求め、その手段としてあらゆる情報を得ようとします。

占い、スピリチュアル、心理学、自分自身のインナーチャイルド、過去に負った心の傷……

今まで見たこともないような情報にぶつかるのもこの時期です。

ツインレイ、ツインソウルと言う概念を、この時に初めて知ることになるかもしれません。

そして、チェイサーは大きな気付きを得て、精神面で飛躍的な進化を遂げます。

そして、ランナーはその間、ランナー自身が向き合わなければならない、現実世界の自分の過去の清算を自然と行い、それにより魂を浄化させます。現実世界が自然とそう動くのです。

この分離期間はお互いが離れて、自分自身と向き合うことに大きな意味があるのです。

しかし、ツインレイであれば、分離期間と言えども、お互いの魂は繋がっています。

これだけ絶望的とも言える状況であっても、2人の関係が本当に終わったとは思えない、どこかで繋がっている、いつかまた会える日がくると、何の根拠もない、不思議な感覚があります。

ツインレイであれば、絶望的な状況であっても、その時に必要な学びと気付き、魂の浄化を行えば、必ず再会することができるのです。