ツインレイ 分離期間
分離期間中のチェイサーは、ランナーと会うことも連絡を取ることも出来ない状況に絶望し、深い孤独感を感じることになります。
ツインレイのステージの中で、最初に訪れる最も辛い時期ではないかと思います。
しかし、それはランナーも同じです。
自ら連絡を絶つと選択をしたランナー側の方が、より様々な葛藤を感じる。
連絡をしようと思えば連絡できるが、連絡を取らない方がいいのではないか。
許してもらえないなではないか。
今戻っても同じことの繰り返しではないか。
ランナーはランナーで現実と自分自身に向き合っています。
チェイサー側は連絡手段を絶たれ、
始めのうちは男性ツインのせいにしたり、
自分はこれほどにも努力してきたのにと、
責める気も出てきますが、最終的にランナーを追いかけることをやめ、自分自身と向き合うことを始めます。
その手段があらゆるものの情報収集であったり、自分自身の過去の蓋をしてきた部分であったり、相手の立場に立って考えるということであったり……
本当に様々な物に縋るかのように、悩み苦しみ葛藤し、模索していきます。
ツインレイの別れは、通常の恋愛とは異なり、自分自身の半身を引き裂かれたかのような痛みを伴います。
そのため、通常の別れとは全く異なる辛さが襲いかかります。
顕在意識では、お互いのために離れた方がいいのではないか、一緒にいても幸せになれないのではないか。
周囲にも理解されない関係が多いツインレイですが、頭では離れた方がいいと思っても、気持ちの奥底にはツインへの愛があるため、顕在意識と潜在意識が全く異なるが故の苦しみが生まれます。
そして、どんな状況であっても、顕在意識でどんなに相手を許せないと思ったとしても、どんなに相手を拒絶したいと思ったとしても、心の奥底にあるツインへの愛は消すことが出来ません。
分離期間を終わらせるために最も必要なものは、自分自身のエゴを手放すこと。
自分自身の築き上げた枠組みの中で、相手を評価し、コントロールできない相手を責めることをやめること。
そして、相手の全てを受け入れて、相手の全てを許すこと。
ツインレイであれば、魂は真実の愛を理解しているはずです。
現実世界で真実の愛とはどういうものなのか?
真実の愛を持った人は、相手に対してどんな行動に出るのか?
それが、わからないから、理解できないから、苦しむのです。
苦しい分離期間を経験することで、自分の全ての基盤をゼロに戻す必要があります。
自分の価値観、生き方、愛し方、自分自身との向き合い方、現実的な部分も含め、全てをリセットする必要があります。
分離期間の後に、ツインレイと再び再会した時に、統合へ向けて新たな関係を築きあげるための準備を整えておくためでもあります。
苦しい分離期間中であっても、心の奥底では再び出会えると、どこかでわかっているはずです。
本当にこれで終わりになったのではない。
どんなに離れていても、二人は繋がっていると。
そして必ず、また会える日が来ると、気持ちの根底には安心感があるはずです。
それほどまでに深い繋がりを持つのが、ツインレイなのです。
分離期間はお互いの絆を再認識する期間でもあります。
そして、自己の様々な感情の吐き出しの期間でもあります。
この間の全ての自分の感情を、否定せずに全て受け止めてあげてください。
ゆっくり、ゆっくり、ひとつずつ。
自分を癒してあげてください。
0コメント